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「タコピーの原罪」 のアニメを見ました。-これはR指定なんですね-

AMEBAで無料で見れたことから、「タコピーの原罪」 というアニメを視聴しました。

全6話ということで、12話程の長さの物が多いアニメでは珍しいですね。

最後まで見た感想としては、「ヒドイ展開ばかりだけど最後はスッキリ」という感じでした。

マンガ原作

本作は少年ジャンプ+に 2021年12月10日 から 2022年3月25日 まで連載されていて、すでに完結しています。

実はマンガは最初のほうだけ見たことがあり、「自分の趣味とは合わないかな~」と思い最後まで読んでいませんでした。

ただ今回は、アニメ化で「色」が付いて見やすくなったように思い視聴を決意。

結果、次の回の配信を楽しみに待つまでになりました。

強烈な内容

ネタばれのない範囲で内容を書くと、地球にハッピーを広げるためにハッピー星から来たタコピーが、自分を助けてくれた しずか をハッピー道具で笑顔にしようと奮闘する物語です。

しかしR指定されているだけあって、ショッキングな描写が続きます。

イジメ や 家庭内の問題 で、メインキャラクターのほとんどが悲惨な状態になっていきます。

児童向けマンガであれば、不思議な道具を持っているタコピーが問題を解決していくのでしょう。

しかし「悪意」の概念がないタコピーの行動により、事態は悪化していきます。

もし全12話だったら、また視聴を止めてしまったかも知れません(笑)

SF作品

本作品はSF物です。私のの好きなジャンルです。

「どう解決するのだろう?」となり、「え~っ、そうだったの?」と進みます。

最終回手前でどんでん返しがあり、最終回を楽しみに待ち、最後に納得できました。

納得の一つは、子供向けでない作品として終わっているところです。

「不思議な生物と道具のおかげで、すべて解決でハッピーエンド」とはなっていないのです。

主人公の しずか を含めて問題のある登場人物ばかりなので、もしタコピーがこの世界をハッピーで終わらせることが出来るなら、もう違う作品になると思いますしね。

大人と子供

この作品の親たちは毒親ばかりです。

もしかすると親がちゃんとしていれば、子供達にも問題は起きなかったのではないかと思います。

でも、大人になって思うのは、大人も「不完全な生き物」なのです。

子供の頃に思っていた 「凄い大人たちがこの世の中を回している」というのは幻想でした。

また、大人は忘れがちですが、子供も天使ではなく 「大人の少し昔の生き物 」ですよね。

その二つの生き物が複雑に交差する世界に、まったく違う概念を持つ生き物が来ることで、少し考えさせられる作品になっているのではないかと感じました。

まとめ

見る人を選ぶ作品だと思いますが、私は良かったと思います。

子供向け作品にはない、完全ではないけど希望が見えるような終わり方が好印象です。

正直、ちょっと描写が激し過ぎるかな? と思うところもありました。

でも、数々と作られるアニメ作品の中に、こういった作品も必要かと思います。

実写は絶対に無理でしょうしね。

メインキャラクターの3人の子供には、このあと幸せになってもらいたいものです。

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