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石油ファンヒーターの勧め -面倒臭い所もあるけど役に立ちます-

最近はエアコンの暖房を使用することで、石油ストーブや石油ファンヒーターを使っていない友人が多いです。

まあそのほうが物が増えないので部屋を広く使えるし、今や一般的なのかも知れません。

総合家電メーカーも 2007年にはすべて撤退しました。

それでもここ数年は需要も伸びてきているようなんです。

一人の石油ファンヒーターのファンとして(洒落ではありません)、少し語ってみたいと思います。

概要

石油ファンヒーターの構造は灯油を気化させて空気との混合ガスに変えて燃焼させ、発生した熱を送風ファンにより機外に送り出すようになっています。

また事故防止のため水平な床で使用することが指示されていて、底面にはセンサーがあり 持ち上げたり傾いたりすると耐震自動消火装置が働きます。

1978年に三菱電機が商品化したことを皮切りに、 各家電メーカーや石油ストーブを生産していた暖房器具メーカーが参入しました。

しかし2004年前後に価格競争の激化や電気ファンヒーターへの転換などにより大手メーカーが撤退しはじめ、2007年のシャープを最後に総合家電メーカーは石油ファンヒーター事業から手を引くことになりました。

現在はダイニチ工業、コロナ、トヨトミ、日本エー・アイ・シーが製造を行っています。

ちなみに僕が使っているのはダイニチ工業の小さくて安い物ですね(笑)

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エアコンは低温では能力が低下するので、石油ファンヒーターで温度を上げてからエアコンで維持する方法が多く使われるそうです。

僕の場合は石油ファンヒーターをメインで使い、温かさが足りない時に石油ファンヒーターの温度は上げずにエアコンを追加するようにしています。

メリットと主観

石油ファンヒーターのメリットとしては主に次のようなものがあります。

①温まるのが早い。
②石油ストーブと比較すると温度調節やタイマーセットができる。
③場所の移動ができる。
④石油ストーブに比べ安全性が高い。
⑤エアコンより乾燥しにくい

この中の③についてですが、僕は髪のセルフカットを風呂場で行っていて、そこに移動出来るのは嬉しいですね。お風呂の暖房だと鏡が曇ってしましますので。

また⑤についてですが、あきらかにエアコンだけで暖房するよりも空気の乾燥が防げます。
風邪やインフルエンザの予防の効果はあると思いますよ。

デメリットと主観

石油ファンヒーターのデメリットとしては主に次のようなものがあります。

①定期的な換気が必要
②始動時の臭いは気になる。
③灯油の準備や補充が面倒臭い。
④ホコリが舞いやすい
⑤灯油の値段にコスパが左右される

この中で一番気になるのは①ですね。一酸化中毒事故は怖いです。

でも、一般の物で3時間ごとの換気が必要とされていますが、すべての製品が使用3時間でオフになるような構造になっているので、酔っぱらって寝てしまっても大丈夫だと思っています。

また最近の家は密閉度が高くても24時間換気システムがあったり、古い家だと隙間があるので僕は気にしていません。

人によって状況は変わりますので、時間に関係なく自己責任で換気は行いましょう。

まとめ

僕は今の物に買い換える時に一回り小さい物に変更しました。

理由は移動する時の重さがキツくなってきたからです。

11畳のリビングに9畳用の石油ファンヒーターなので若干弱いのですが、エアコンやコタツもあるので大丈夫。

こういう小さい物は安いせいか、見た目が銀色の味気ないものしかお店に置いていないのが残念。でもまあ仕方ないですね。

灯油が買いに行けなかったり、石油ファンヒーター禁止のマンションに住んでいる方は残念ですが、なかなか便利な製品だと思っています。

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