僕は年に2~3回は実家に帰省して数日を過ごしています。
古い家は “土壁”がメインなのですが、いくつかの部屋は “繊維壁“が使われているんですよね。
“綿壁”ともいうのでしょうか?キラキラ光る物が混ざっています。
これが子供の頃から大嫌いだったのですが、古くなると綺麗ではなくなり、シミも出てきます。
そして暗いです。 まるで牢獄・・・それは言い過ぎか(笑)

なにより困るのは、ベッドを壁に寄せると、壁から剥がれた繊維が布団に付いてしまうのです。
そこで、やっと重い腰を上げて、クロス貼りを実行することにしました。
まず、方法としていくつか考えました。
②繊維壁に板を張りつけてからクロスを貼る。
③繊維を落としてから板を張り、クロスを貼る。
僕が選んだのは①番。悩んだ結果の決定です。
理由はまず費用を抑えること(これ大事)、そして工期を短くすること。
②だと、板の費用や加工、そして板と板のつなぎ目のパテ埋め作業が発生します。
③だと、さらに落とした繊維が結構な量になり、廃棄が大変です。
しかし、プロの方や専門で施工している友人に聞いたところ
みなさん②で行っているということです。
これで分からないところは自分で何とかするしかなくなりました(汗)
ここで問題点というか懸念するところですが・・・
②貼った後、汚れがクロスにシミ出てこないか?
③壁に直接貼って、クロスとクロスのジョイントは上手く出来るか?
①と②、まあこれはやってみないと分かりませんね。
剥がれたら補修をしてみるし、いよいよダメになったら板を張りつけるところから再施工します。
あと、カビ防止材入りのの糊を使います。
③については、クロスを重ねて貼って真ん中を切って・・という通常のジョイント作業は無理ですね。
応用編でも触れますが、どうしても仕上がりに妥協しないといけないところが出てきます。
なにはともあれ、何十年も気になっていた実家の壁のリフォームをようやく行います。
プロと違って素人が予算をかけないで作業するので、多少の粗さはご愛敬!
素人のDIYですが、同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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