株式投資を始めて初期の頃に、地元企業を応援するつもりで購入した太平洋セメント株式会社。
購入してからも株価は下がり続けて、僕の豆腐のメンタルを削っていきました(笑)
それでも下がりきったところでナンピンをして今は含み益。
中の人には「いやいいや違うよ」と言われるかも知れませんが、今回はこの企業について書いてみたいと思います。

太平洋セメントは日本最大のセメントメーカーで、日経平均株価の構成銘柄の一つです。なにげに凄いですね。
近年では1998年に(平成10年)に秩父小野田が日本セメントを合併、太平洋セメント株式会社に商号変更しています。
当時は個人的に “日本セメント“のほうが国内で大きいイメージがあって良いなぁ・・なんて思っていましたが、よく考えたら “太平洋“のほうが世界に向けた企業のようで良いですね。
僕が勤めている会社は “日本”が付いていますが一般の人に知られていないくらい小さい会社です(汗)
セメント事業の他にも「資源事業」、「環境事業」、「建材・建築土木事業」がありますが、やはり主力の「セメント事業」が売上高も営業利益も大きいです。
新1万円札の顔となり「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一。
実は太平洋セメントの前身の浅野セメント(日本セメント)、小野田セメント(田原工場)、秩父セメントの創業に大きくかかわっています。
彼がいなければ今の太平洋セメントにはなっていなかったでしょうね。
まあその時は日本の今も違っていると思いますが。
株価は現在、約3700円程。
100株購入するには37万円ほど必要なので、個人投資家は手を出しにくいですね。
最近は株式分割を行う企業が多いので、太平洋さんも分割してくれると良いのですが。
チャートを見ると、しばらく上昇が続いていましたが 2024年7月の日本全体的な暴落で下がり、今はまた回復中のように見えます。

画像のチャートはTradingViewに帰属します。
それにしても他の企業もそうですが、見事にリーマンショックの影響を受けていますね。
長期で大きなレンジを持って動いているようで、短期で上下を繰り返しながら長期でも大きく上下するイメージ。
チャートだけ見るともう少し上昇が続きそうですが、どうでしょう?
地元企業の応援の意味もありましたが、老朽化してきた高速道路等の対策でセメントは必要だと思い株を購入しました。
他にも特に近年は災害が多く、ガレキの処置から復旧まで力を発揮する企業だと思っています。

画像は中間報告書です。
ただ、営業で受注を増やそうとするには限界がありますかね?
色々と対策はしていると思いますが、どうしても需要が先にあり、自社努力で業績を上げるのは難しいのではないかと思ってしまいます。
自分の利益とは別の話ですが、国土強靭化対策等はやはり必要なことなので、政府にはどんどん対策を進めて欲しいものですね。
その為に税金が使われることに誰も文句は言わないでしょう
実は株式を売却するか悩んでいます。
それはこの会社に不安を感じているわけではなくて、持ち株を個別株から投資信託へ移そうと動いているからです。
他の企業はすでに売却したり、予定に入れています。
太平洋セメントは業績が良ければ増配もするし、きちんと株主を見ていると思っていますが、やはりインデックス投資(僕はSP500とナスダック100がメイン)に魅力があります。
関連記事
僕の資産運用のメインのもう一つ -ナスダック100について-
株式分割。例えばヤマハ発動機のように3分割とかしてくれれば、一部残して売却出来ます。
3700円だと個人投資家も買いにくいですしね。
なんとかなりませんかね?太平洋さん(笑)
コメント