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CRF250L カムチェーンテンショナーの分解

CRF250Lのエンジンからの異音。購入した当初はかなり悩んでいました。

これまでの経緯

購入して数百キロは問題なかったのですが、エンジンから「コツコツコツ・・・」と異音が聞こえるようになりました。

販売店の協力もありカムチェーンテンショナーの不良だろうと無償で何度か交換したもらいましたが、しばらく乗ると「コツコツコツ・・・」

自分でカムチェーンテンショナーを分解して調整してみたりもしてみました。

でも、何をしてもダメでした。

結局はエンジンのオーバーホールをして解決しましたが、テンショナー自体の不具合ではなく、エンジンの中に原因があったのではないかと思っています。

数年も悩んだのに・・・いったいどうなってるの?メーカーさん!

原因を推測しながら、コレまで2回ほどカムチェーンテンショナーの分解をしてみました。
でも、しばらくは異音は消えていても、通勤の三日目あたりから再発しております。
まあ素人が簡単に解決出来るなら、メーカーも対策を考えてますよね~。

結局のところ原因の解決はしていないのですが、とりあえずカムチェーンテンショナーの分解について記事にしておきたいと思います。

(注)もしこの作業をマネされて不具合が起きても責任持てませんのでご理解下さい。

作業開始

①まず、エンジンからテンショナーを取り外します。
ジャマなので、先にエキパイのカバーは外して・・
クラッチケーブルのガイド(?)はボルトを外してズラしておきます。
(ズラす時はエンジンに傷が付くのでウエス等を挟んだほうがいいですね)

②テンショナーの作動確認
コレをやっても、特に異常は感じられません。

③テンショナーの分解と組み立て
クリップを壊さないように気をつければ、そんなに怖くはないですね。

④エンジンにテンショナーを取り付けます。
部品”B”が伸びた状態なので、途中までしか入りません。
ドライバーで引っ込めながら・・・って作業になります。

考察

以前、この組み付けた状態 (最後にボルトで蓋をしない状態) でエンジンを始動して、ドライバーで中をイジろうとしたところ「カタカタカタ・・」と中が振動したのです。

それはいつも聞いてる異音と良く似た音だったので、テンショナー内部の音だと推測したわけです。

そこで、バネがが弱くなってくるとテンショナーが戻されてしまうのでは?と思い
テンションを強めにしたいと考えました。

組み立てる時、部品Bをどこまでねじ込むかによって”E”の寸法が変わるので
正規の状態より、伸びている状態が長くなるようにすれば強めになるかと・・・

ところが、最初の分解で何も考えずバラバラにしてしまった為、正規の位置が分かりません(笑)。

しかたがないので、おそらく正規より長いと思われる位置(Eが21.5mm)で組み立てて試したところ
とりあえず異音は消えたのでした。

それで、再発したので(泣)、今度はもう半回転ねじ込んで(Eが20.5mm)組み立てて試します。
このとき「音が大きくなるだろう」と思っていたのですが、予想を裏切ってまた異音が消えます(そして再発)。

いったい何なのだろう?

まとめ

やはりテンショナーがハズレなのか、テンショナーをダメにしてしまう原因がエンジン側にあるのか?

おそらく後者だと思います。新品のテンショナーにも3回以上 交換していますからね。

ちなみに、この写真の状態まで分解すると、バネを戻すのが大変です。気を付けてくださいね。

長々と書きましたが最終的に本当の解決にはいたりませんでした。

それでも、この記事が何かのお役に立てば幸いです。

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