2024年10月、お金に関する様々な変化の一つが児童手当の拡充です。
拡充内容は大枠で下記の3点。
高校生年代まで延長
第3子以降は3万円
すべて書くと長くなるので、政府広報オンラインのリンクを貼っておきます
2024年10月分から児童手当が大幅拡充!対象となるかたは必ず申請を | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)
少子高齢化が進む日本。少しでも若者が増える方向に向かうなら良い政策ですね。
でも、思うところもあります。
財源は国(3分の2)と地方(3分の1)となっていて、会社員の場合は一部事業主が負担することになっています。
そして2026年4月から、”子供子育て支援金”として”社会保険”に組み込まれます。
社会保険料の引き上げが行われますね。

子供のいない人も負担することになりますが、”社会全体で少子化対策を行う”という考えで納得は出来ると思います。
ただ、75才を過ぎた高齢者は除外しても良いんじゃないかと思うんですよね。
また、富裕層にはなくても良いんじゃないかとも思います。または負担額を引き上げるか・・・。
一応年収が高くなるほど上ってはいますが、微々たるものだと思います。

僕が生まれた1971年は第2次ベビーブームの時で、日本の人口が1億人を超えて4年目。
中学生の頃は、景気も良いし人口もどんどん増えていくんだろうと思っていました。
なのに逆行しています。よく言われる原因は下記のようになります。
経済的負担
育児負担
晩婚化と晩生化
これらの要因は相互に関連していて、例えば経済的な不安から結婚をためらうことで出生率が低下し、 その結果として社会全体の人口動態にも影響を及ぼすと言うのです。
僕はもう一つ、価値観や趣味のの多様化が進んでいるのも原因の一つかとも思っています。
子供の頃は メンコやビー玉を使ったり、刑ドロ(ドロ刑)や缶蹴りで1日中遊んでいました。
そこにゲームが登場し、ビデオレンタルも普及して部屋で遊ぶようになっていきます。
大人になるにつれて交友関係も狭くなり、一人の時間が居心地の良いものとなりました。
独断と偏見が増し増しですが(笑)、昔よりも一人の居心地が良くなっているのではないかと思います。
そうは言っても、僕たちの親の世代、またその上の世代は食べることに必死でした。それでも子供を生んで育てていたんですよね。
尊敬します。
僕は独身なので子供はいませんが、甥っ子や知り合いの子供は可愛いです。自分の子供だったらもっと可愛いんだろうなと思います。

まあ少子化対策だとか考えないで、この子達に支援を! という気持ちでいれば、社会保険料の負担増も苦にはならないんじゃないかと思います。
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