「じゃらん」と「じゃらんムックシリーズ」が、2025年3月の発行で休刊となるそうです。
本屋に「じゃらん」並ばなくなるのは寂しいですね。

理由は「ユーザー動向を含む社会の変化」とのこと。
今後はウエブサイトアプリの「じゃらんnet」に旅行関係の情報発信や予約を集約して、読者のライフスタイルに寄り添ったサービスの強化をしていくと説明しています。
スマホでなんでも解決出来る世の中になり、時代の流れを感じますね。
「夕刊フジ」も2025年1月で休刊だそうです。
こちらもデジタル端末の普及や、原材料費や輸送コストの上昇などが原因のようですが、電子版や公式サイトも更新を休止するようで、様々な要因が入り組んでいるのでしょう。
ずっと赤字が続いていたそうですが、「物流の2024年問題」が引き金になったのではないかという話もあります。
ライバル紙の「日経ゲンダイ」、「東京スポーツ」との3紙で新聞を運ぶ輸送費を割り勘にしていた事情もあります。
なのでこの2紙もライバルが減ったと単純に喜べるはずもなく、両社とも混乱を招いているのではないでしょうか?
話はそれます。僕が子供の頃に過ごしていた町はけっこう田舎なのですが、当時は流行っていたこともあり映画館が3つありました。
幼稚園の頃だったか、始めて見た映画は「マジンガーZ対デビルマン」でした。
高校生になる頃にはビデオレンタルの普及でよくレンタルするようになり、気が付けは映画館はなくなっていました。
今ではネット配信が広がり、ビデオレンタル・ショップもかなり店舗がが減ってきています。
思い返せば、時代は確実に変化していってるんですね。
就職活動をしていた時に「紙は絶対なくならないし」と、印刷会社に就職した先輩、後輩がいました。
20年以上前の事ですが、新聞もそのうちネットになるのではないかと話したところ「紙には紙にしかない良さがあるからね」という答えを聞いています。
確かに紙だと、自分が知りたいと思っていた情報以外も目に入ってくるので、偏りなく情報を知ることが出来ますよね。
ネットだと関連記事は出てくるけど、紙媒体の方がその傾向は強いと思います。
まだまだ新聞はなくならないと思いますが、近い将来そういう日も来るのでしょうか?
僕はデジタルネイティブではありませんが、古い物の良さを知ったうえで、新しいものを取り入れていきたいと思っています。
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