2023年のゴールデンウイーク。
前回のクロス貼りに問題がなかったようなので、天井から床までの長い部分の4か所を施工しました。ここからは足場も必要になり、クロスも重くなるのでちょっと大変です。
また、上の方で少しでもクロスが傾いていた場合、下の方ではかなりズレてくるので
クロスの幅がギリギリということもあり、貼り終わった時に下の方で下地が少し見えてしまいました。
途中まで貼って気が付いた時の絶望感・・・。そう、一発勝負なのです。
とりあえず、コーキングを塗ってごまかしましたけどね。
ただこの時は、写真を撮っていなくて・・・(汗)
2024年の正月とゴールデンウイークに貼った場所、縦に長くて横にも長い場所の施工を
紹介したいと思います。
写真は2023年のゴールデンウイークと2024年の正月分を貼り終えた状態です。

①前処理
まずは糊を塗る前準備から、清掃、マスキング、新聞紙貼りを行います。

②糊を塗る
そして糊を塗っていきます。
この作業が一番時間がかかり、面倒くさくて嫌いです。

③養生テープを貼る
上の木の部分に養生テープを貼ります。
これがクロスの位置決めの時、ガムテープを使って仮止めするのですが
直接ガムテープを木に貼ってしまうと、剥がす時に木も一緒に剥がれることがあるからです。
古い家なのです・・・。

④クロスの長さを合わせる
壁の長さを確認してクロスをカットします。そして仮止め用のガムテープの準備をします。

⑤クロスを貼る。
ガムテープを使ってクロスを仮止めして位置決めを行い、刷毛やヘラで貼り付けます。
とってもとっても緊張します。
良く見れば分かりますが、長さは少し長い程度です。
多く余らせると、けっこう作業の邪魔になるんですよね。

⑥クロスカット
余ったクロスをカットします。 ホッと一安心

⑦ジョイント
左側が終わったので右側も同じように作業します。(写真が無いので正月の分で代用しています)
短いガムテープを5か所に貼っていますが、クロスには付きが悪くて
作業性も考えると、もう少し長くして3か所にした方が良かったかも知れません。

右側の位置決めですが、”重ねて貼って真ん中でカット”という一般的なジョイントは出来ません。
なので何度か位置をズラしながら調整して、左右のクロスがピッタリ合う位置を出します。
どうせ乾くとクロスが縮んで隙間が出来て、コーキングすることになりますしね。
また、クロスの裏のビニールを剥がす時ですが、上の方から内側に丸めるように剥がしていき
ビニールを棒状にしておいて位置決めを行い、徐々に丸めながら剥がしていくと作業が楽でした。
矢印の部分です

僕は写真の矢印のあたりまで剥がして、真ん中より少し上くらいから貼り付けを始めました。
ちょー緊張します。(この写真も正月の分で代用しています)
上半分が張り付いてしまえば、もう剥がれ落ちて来ることはありません。
貼り終わったら余分なクロスをカットします。

⑧コーキング
マスキングしてコーキングします。 コーキングは大好きです。

ここまで来ると、あとは数日後にジョイント部のコーキング作業になります。

ピッタリ合わせていても、数日経つとクロスが縮むようで、左右のクロスの間に隙間が広がるのです。
相手が木だと耐えるのでしょうが、繊維なので引っ張られるのだと思います。

写真は2024年正月部のコーキング後です。 光の加減で、かなりコーキング材が目立ちますね。

なので、2024GW部はマスキングを行い、コーキング材を少しでも目立たないようにしました。

コーキングにジョイントコークMを使っていたら、もっと目立たなく出来たかも知れません。
“M”は艶消しで、クロスに馴染むそうなんです。
ただ、ここまできて1か所の為に買わなくてもいいかな~と。
なにはともあれ、これでようやく完成です。
お疲れ様でした。自分!
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