僕が中学生の頃に出会ったウイングマン。
床屋で順番待ちをしている時に少年ジャンプを読んで、デザインや独特の世界観に惹かれました。
はじめて単行本を全巻そろえた作品です。
ドラマの1話を見て、久しぶりに50才過ぎのオジサンがワクワクしました。
ドラマについてというより、大好きなウイングマンについて語ってみたいと思います。
ネタバレ注意です。

物語はリメル編とライエル編に分かれます。
●リメル編
中学生で特撮ヒーローオタク “広野健太”の前に現れた異次元(ポドリムス)人の “アオイ”。
彼女が持っていた夢を叶える “ドリムノート”。それに書き込むことによって健太はウイングマンに変身する能力を身に着けます。
最初は上手く戦えない健太も次第に成長し、アオイや仲間たちと共に悪の支配者 “リメル”やその刺客と戦います。
アオイの父 “ラーク”を助け、故郷のポドリムスをリメルから取り戻す為に奮闘する姿を描く。
●ライエル編
リメルを倒した後、惑星をコレクションにする帝王ライエルによって地球は危機を迎えることになる。
ポドリムスを救った健太は、次に地球を守る戦いに身を投じることになる。
子供の頃、僕は地方に住んでいて放送されていなかったので、アニメ版を見ていませんでした。
後に数話を見ることが出来たのですが、原作よりコメディ寄りになり過ぎていて僕にとっては評価が高くありません。
それでもオリジナル要素で思わずグッとくるところもありました。
健太が変身不能になった時、それを敵に気づかれないために手作り版のスーツを着て戦いに挑む姿は良かったです。
力が人間のままでも、アオイを助けるために頑張りました。
現在第一話まで放送済み。
●脚本は様々な作品を手がけている山田能龍さん西垣匡基さん、中園勇也さん。
山田さんは同じ桂正和先生原作の実写ドラマ「電影少女」も担当していますね。
●監督は坂本浩一さん、僕と同い年です(笑)
坂本さんのアクションは大好きなので、これからが楽しみです。
●出演者の広野健太役、藤岡真威人さんは健太が高校生になったらこんなふうに・・という感じがバッチリハマっています。
第1話の終盤での「チェイング!」は鳥肌が立ちましたよ。
●アオイ役の加藤小夏さんは5年前に、同じ桂正和先生原作の実写ドラマ「I”s」にも出演していますね。
役もずいぶんハマっていると思いました。ダンスが趣味のことなのでアクションも期待します。
●小川美紅役の菊池姫奈さんは、実写映画版の「推しの子」にも出演するんですね。
美紅ちゃんに見えたし、ウイングガールズへの変身も期待しています!
マンガ原作の実写ドラマとしては全体的に上手くまとまっていて、ウイングマンのコスプレまでしたことのある僕としては大満足です。
1クールで終わると思うと今から寂しいです。半年くらい放送して欲しいものですね。
最後の戦いで命を落としたアオイを生き返らせるため、健太はドリムノートに書いたウイングマンのことをすべて消し、全ページに「アオイさんが生き返る」と書き込みます。
ノートを作ったラークは「ウイングマンのすべてを失うだけで、人を生き返らせることは出来ない」と言いますが、健太は引きません。
絶望に包まれた健太でしたが次の瞬間、世界が健太とアオイの出会う前に戻っていました。
これまでの戦いの記憶がない世界で、記憶を持って生き返ったアオイが健太に別れを告げてポドリムスに帰ります。
健太はアオイに告白していたのに、最終回は寂しいものでした。
続編については桂先生が、少しほのめかしてはいますね。
大期待です。
僕としてはこういうのが嬉しいです。
死んだ人間を生き返らせることが出来ないドリムノートは、世界を過去に戻すことで健太の夢を叶えた。
しかしポドリムスではリメルも復活していた・・・という感じの無限ループからの脱出物。
ははは、誰でも思いつきそうな話ですね。
ウイングマン愛が強いので、これまでで一番長い記事になりました(笑)
マンガの実写化はヒドイことになる場合もありますが、今回は素晴らしい出来になっていて嬉しいですね。
楽しみに次の放送を待ちたいと思います。
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序盤の、ウイングマンの変身プロセスは楽しめましたね。
原作でもライエル編でやってますが、まさかドラマでやるとは、わかってますね~。
そのあとの初戦闘も、すごく良いものでした。
戦いが終わった後、アオイもより内面が出てきたし学園のみんなの雰囲気も良く、ますますこれからが楽しみです。
またアオイのセリフから、ナアスの登場が決定したと予想しました。
あの複雑な恋愛模様やバトルがあると思うと、それが今回のドラマでの最高の盛り上がりどころだと思っています。
次回はアクション面でガーダーシルエットが出ますし、オジサンが一人興奮しています(笑)
ますますウイングマンから目がはなせませんね。
やっとキータクラーが姿を見せました。
原作と違って謎のキャラクター感が強くなっていましたね。もっと喋って欲しかったです。
あと、僕の中でキータクラーのルックスのイメージは、ダイナマンに出てきた “ダークナイト”なんですよね。
出来れば頭部はFRPで制作して(FRPだったらごめんなさい)、胸を別パーツにしてでもウエストをもっと絞ってほしかったです。
まあそれだと生物感が出ないのでしょうけど・・・。
ガーダーはカッコよかったですね。満足満足♪
スパイラルカットは「おおっ♡」となりましたよ。
スパイラルカットのない頭部は制作していないだろう思い、使われない可能性も考えていましたが、CGを使ったのでしょうか?とりあえず満足。
最後に布沢久美子が学園内の異変に気付いて終わるのも良かったです。
原作で敵の存在を訴える彼女と北倉先生のやり取りが良くて、好きなシーンの一つでした。
やたらと評判の良いドラマ版ウイングマン。次回も楽しみです
今回はウイングマンとキータクラーのバトルがメインの盛り上がりどころでしたね。
ウイングマンの技も、コンティニパンチ や ウイングルクラッシュ、ドライバーレイド など次々と登場。
ウイングルクラッシュは原作よりも長くつま先が伸びて、視覚的に分かりやすくしたのだろうと思いました。
ギャバンの登場も話題になっていますが、僕が驚いてニヤニヤしてしまったのは “謎の戦士“の登場です。

ちょうどキータクラーが強制送還されて、リメルに「指示にない戦闘は許さん」と言われていたので、原作と同じような使われ方を期待します。
欲を言えば口とアゴの部分の造形を、もう少しだけ小さくして欲しかったですね。そこが彼のカッコいいところだと思っています。
ドラマ的にも健太、アオイ、美紅の関係が確立されてきました。
そこに桃子の、子供の頃の健太との出会いのエピソードも絡んでくるのか?
本当に面白いドラマ版ウイングマン。ますます目がはなせません。
次回はザシーバとの戦闘がありますかね?
美紅ちゃんに化けているから戦うのを躊躇する健太に “謎の戦士”の助っ人はあるでしょうか?
も~う、一週間が長すぎます(笑)
ドラマ版ウイングマン第5話、僕にはちょっとモニョる展開でした。
短い時間に色々と詰めすぎた感覚が残りましたね。
教育実習の先生はザシーバだと思っていたのですが、ティールでした。
ティールが出てくれたことは嬉しかったです。低予算と言われているのでスーツが作られていないのは残念ですが、無理なくストーリが進みますね。
ただ、ヒーローショーで「ここじゃウイングマンになれない」って言っていた健太が、観客を避難させた後にスタッフの前で変身します。
観客を避難させてたあとティールは屋外へ逃げたので、スタッフの前で変身する必要はなかったと思うのです。
アオイさんに記憶消去させる負担をかける伏線を強くしたいためのように感じてしまいます。
また、偽ウイングマンはティールが擬態したのではなくドリムノートの力で変身したという、原作と同じにする演出があり嬉しくて、「おおっ!」と夜中に一人もり上がりました。
でもファイナルビームの衝突で吹っ飛んだティールの変身が解除されるというニチアサ的展開。
いやいやティールも擬態でなく変身しているのだから、5分経過か「リチェイング」で変身解除されないとおかしいでしょ?
あと、部室→トイレ→体育館の流れもちょっと不自然に感じました。(もう細かくは書きませんが)
今回の話はノリノリで視聴することは出来ませんでしたが、まだまだあと5話あります。
これからも楽しみにしたいと思います。
ドラマ版ウイングマン第6話、けっこう駆け足でしたがテンポよく見れましたね。
ザシーバがラーク(アオイの父)からドリムイレイサーを手に入れるシーンが、ちょっと不明確かと思いました。
おそらくオンエアーされたものよりも沢山撮影されていて、泣く泣くカットされたシーンもあると思うので、ディレクターズカット版があればぜひ見てみたいものです。
学校では部活シーンが多くありましたね。文化祭準備のようで楽しそうでした。
こういうシーンがあってこそ学園物なので、それが大切にされていて良いですね~。
岩船山でのナパーム撮影。予告を見た時は高校生があの爆発をさせるのは無理があるので、健太の妄想シーンかと思っていました。
実際はナパームを体験出来るツアーに参加した様子。
現実にそういうツアーがあるのは知っていましたが、まさかそう来るか~って感じです。
今回ちょっとモニョったのは “チェイング出来ない“のシーンです。
まだ黒津さんがザシーバの姿になっていない段階では早いと思うんですよね。
ザシーバが正体を現し、美紅ちゃんが崖から転落、そしてチェイング!でも出来ない。
この方が自然だと思うのですがどうでしょう?
良かったのは謎の戦士の登場シーン。
原作がメチャクチャ格好良いのでどうなるかと思いましたが、ドラマ版もなかなか。
原作で美紅ちゃんは海に落ちるのでなんとか助かりますが、ドラマ版では山の崖から落ちます。
そこに登場させるなんて、上手く原作を再構成していると感心しますよ。
次回はデルタエンドも見れますし、ナアスも登場します。
健太の謎の頭痛も気になりますね。
あと4話だと思うと、どういう終わり方をするのかも気になります。
本当に4クールで放送してもらいたい作品です。
今回も楽しく視聴しました第7話。
一番楽しみにしていたのは新必殺技の “デルタエンド“です。
もう少し戦闘があってから使うかと思っていたので残念でしたが、予想通りのクオリティで大満足。
デプスゾーンが完成して3人のウイングマンが地上に降りて、BGMがなくなってからの「ショック!」
鳥肌が立ちました!
デプスゾーンが完成する前に逃げられるのでは?というツッコミも、ドラマ版では上手く処理していましたね。
この時点ですでにお腹いっぱいでしたが、まだまだドラマは続きます。
アオイの思いが故郷や父親への物なのか、やはり健太への気持ちなのか?
このあたりは全部合わせた物なんでしょうね。
原作は学校で一度ナアスとの戦闘もあるし、健太とアオイの軽い衝突もあって分かりやすいんです。
でも短い時間の中でに役者の演技も使い、上手にまとめていると思いましたよ。
ただ原作の桂先生もおっしゃっていたようですが、今回も含めてこれからもっと詰め込んだ感じが出そうですね。
ドラマ版の視聴をして楽しめて、まだ原作を見ていない方、是非見ることをお勧めします。
ピッコマで最終話まで見れるようですよ。
最後にナアス。人間体の役者さんは原作っぽい感じの人ですね。
ポドリムス体の顔の造形も原作に近い感じでした。
ちょっと不安なのは、原作だとポドリムス人のナアスが鎧のような物を着用して戦闘形態になっているのですが、他のシードマン(デイシードマン)と同じような扱いになりそうなところですかね。
それでも次回は、原作でもかなり盛り上がる展開。
少年ジャンプで毎週見ていた時の興奮が、また感じられると思うと本当に楽しみです。
あと3話しかないのにどう終わるのだろう?
期待と不安を抱きながら次回を待ちたいと思います。
不安は的中しませんでした。ちゃんとナアスは鎧を装着しましたね。
良かった~!
今回も戦闘シーンは迫力がありまして、得意に原作にはない “クロスバーンの3連発”。
こういうところは原作ばかり追って制作すると出来ないと思うので、良い原作改変だと思います。
しかし、今回は不満点が多いのです。
ナアスの話は原作ではかなり盛り上がるところです。なのに短い時間に話を詰め込んでいるせいか、イマイチ入ってこないんですよね。
原作ではナアスにもそれなりの事情があって、リメルがいなければアオイと結婚していたでしょう。
なのでアオイの思いも揺れ動くのです。そしてその上での悪人でした。
でもドラマではただのクズ野郎です。アオイは人柄を見抜けないで婚約していたのでしょうか?
あと、アオイをかばってウイングマンがナアスに剣で刺されますが、剣が貫通していますよ?
あれじゃあ戦闘続行はさすがに無理でしょう。
また、このあたりの会話もドラマのオリジナルになっていますが、原作のままの方が良かったと思います。
あと、どうしても腑に落ちないのはラストの健太とアオイのキス未遂。
健太は美紅と相思相愛になっているので、これは完全に浮気です。
ヒーローになりたい健太が絶対にやらない行為だと思いますがどうでしょう?
原作でのウイングマンのヘルメット越しの “お別れのキス”とは訳が違うのですよ。
桃子にセイギマン4人分の役割を持たせるとか、そういうキャラ改変は飲み込むとして。
(桃子ファンとして本当は飲み込めませんが)
主役の根源となる部分が変わっているように思えました。ちょっと残念。
残りあと2話。期待と不安が入り混じりながら次週を待ちます。
ついにリメルが3次元に現れましたね。
これは原作にない展開、ちょっとワクワクします。
今回嬉しかったのは、謎の戦士が銃を持っていたことです。
これまでの戦闘では持っていなくて、健太達への助言に現れただけなのに手に持っているっていうのが笑えます。
いままでどこに忘れてきてたんだよ~(笑)
今回のモニョりポイント。
①一般人がガレキにやられるシーンの血しぶきはいらないのでは?
②キータクラーとの戦闘中に現れた一般人。そしてすぐ去る(笑)
③ドリムノートのドラマ版設定。リメルがウイングマンのことを消せないなら意味ないのでは?
④ネット動画をニュースで使うのに顔を出す?総理と違いリメルの力は働いてないようだけど。
転がりながらのニチアサ変身解除は、今回は5分経ったと解釈します。
(5話のティールは健太の後に変身したのに、先に変身解除してしまいました)
まあ、短い話数に詰め込んだ感があることは桂先生もおっしゃっていました。
あまり整合性ばかり重視すると、アクション物としてのテンポが悪くなる可能性もあります。
脚本家の先生も苦労したのではないでしょうか。
さて、来週は最終回。
なんだか布沢久美子の気になるセリフもありましたが、リメルが巨大化していくようなシーンがありました。
となると、ウイングマンも?
色々と期待しながら一週間待ちたいと思います。
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