50代半ばとなる僕ですが、そろそろ年金について考えないといけないと思っています。
今のところ70才で受け取るよう “繰り下げ需給“にするつもりです。それは受け取る額が増えるからです。
もし予定が狂ったら、早くもらえるよう変更も出来ますしね。(逆は出来ません)
70才までの生活費は、資産運用で準備しておきたいと思っています。
年金はあくまで、”長く生きた時のための保険“と考えていますのでね。
今回は保険料の徴収や支払いを行う “日本年金機構”ではなく、GPIF (年金積立金管理運用独立行政法人)についてのお話です。

GPIFは、年金保険料の一部を世界中の資産に投資して、積立金を増やす為の業務を行っています。
年金財源の約1割弱にあたる積立金を運用し、増やしていくことがGPIFの仕事。(ちょっと簡単すぎるかな?)
マイナスになった時はボコボコに叩かれますが、GPIFが自主運用を開始 した2001年から 2021年までの間の収益は約105兆円となっています。
世界には、年金のお支払いや納付に関する業務と運用に関する業務が一緒になっている組織もありますが、日本のように別になっている国もあります。
世界の年金基金の中で日本のGPIFの地位は一位で、機関投資家としての規模も世界一位だそうです。なんだか誇らしいですね。
GPIFは、TOPIXのような指数(インデックス)と運用会社のファンドを選び、約40の指数を選んで運用を行なっています。
その中で細かい話を省くと、国内株式、外国株式、日本債券、外国債券の4資産に25%ずつ投資しているとのこと。
また国内株式市場全体の約7%の株をGPIFは保有しているそうです。
現在は年金保険の支払期間は40年となっています。
僕はあと6年ほどで終わります。ルンルン♪
ところが少子高齢化の問題も関係しているのか、期間の延長が議論されているそうです。
とりあえず今年(2024年)の “財政検証(5年に一度の検証)”では、将来の見通しが改善されたとのことで見送りになったそうです。
もしかするとGPIFの運用の成果もあるのかも知れません。
でも定年が65才になるので、いつ延長になってもおかしくないですね。
いつものようにザックリと年金やGPIFについてまとめて見ました。
これで大まかなことを理解して、さらに詳しく知りたい方、興味を持った方は自分で調べるのではないかと思います。
よく「どうせ自分たちの頃には年金はもらえないから」とか、「どうせ税金制度は破綻するから」とか、よく知らないのに言っている人がいます。
払う人がいる限り無くなることはありませんが、満足に生活出来る金額かは疑問です。
足りない分は、自分で準備しておくしかないんですよね。
自分の寿命が分からない限り、どれくらい資産を準備しておけば良いか分かりません。
なので僕は繰り下げ需給で年金を増やし、とりあえず受給年齢までの資産を準備しておこうと思っています。
1つの参考になれば幸いです。
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